赤外線リモコンをハックして、家の電気を声で操作する電子工作 Day1
こんにちは,くよりす(@qyoris)です.
生活に何かが欠けているような気がしていた今日この頃.
最近は自分の趣味として工作をしていなかったので、何か始めようと思います😄
— くよりす (@qyoris) 2020年3月23日
ということで,その制作過程を含め発信していこうと思います!
何を作るか
まず,何を作るかですが,
家の電気の赤外線リモコンをハックして,
Google Nest Miniから声で電気のON/OFF操作をできるようにする
にしようと思います!(何番煎じか分かりませんが...笑)
理由は,
- 電気を声で操作できたら便利そう
あまり役に立っていないNest Miniに使い道ができる- 赤外線の送受信の仕組みを知れて勉強になりそう
- 電気の操作以外にも拡張してスマートハウス化が図れそう
などです.
はじめに断っておきますが,勉強しながらの製作なので学術的な保証はありません.
何かあればコメントにて是非ご教授ください!
Day 1
思い立ったが吉日,早速の作業動画です.ぜひご覧ください!
こんな感じで —いま流行りのVlog形式で— YouTubeにも動画をアップしていきます!
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技術的なおはなし
まず,全体的な開発フローを示すと,ザックリですが,
ハード面
・赤外線リモコンの信号をハックする回路を組む
・電気ON/OFFの信号パターンを解析する
・マイコン(Arduinoでいけそう)でその信号を送信できるようにする
ソフト面
・Google Nest Miniの設定(たぶんGoogle Cloud Platformを使うと思う)
・Nest Miniとマイコン間の通信設定
・電気を操作する任意のコマンド設定
くらいかな,と思います.
さて,Day1の作業では「赤外線センサのハックの仕方調査・必要な部品の選定」を行いました.
(先人の方々のサイトがとても参考になりますので,ここでは簡単な説明だけにします.詳しくは末尾の参考をご覧ください)
いろいろ調べてみると,リモコンの動作を再現するには,赤外線信号のパルスの間隔を読み取れば良いようです.そしてその信号を赤外線受信モジュールを使って取得します.
信号には主に3種類の通信フォーマットがあり,今回は下の写真のNEC製のリモコンをハックしたいので,NECフォーマットになるかと思います.
また,赤外線を送信するには,赤外線LEDを使用します.
今回は,赤外線受信モジュールと赤外線LEDを秋月電子で購入しました!
と,Day1の作業はここまでとなります.次回をお楽しみに!